難色(なんしょく)を示めす
意味
「難色を示す」は提案内容に対して、相手が不承知・賛成できないという様子を見せていることを表す慣用句です。会社などにおいて上司に予算増額の提案を出した際、上司が難しい顔をして、中々賛成してくれない。「難色を示す」はこうした状況を表して使われている言葉となっています。
和汉语的“面露难色”的意思有重叠,汉语的“面露难色”表面含义指脸上露出为难的神情,比喻事情难办或者有话不太好说。
不承知らしいというニュアンスに注意していきましょう。提案を不承知と完全に決定されたことを表すのではなく、相手が提案に対して悩み難しい顔をする様子を表しています。「難色を示す」を表現として使う場合には、こうしたニュアンスに注意して使用していきましょう。
参考来源:同上
可以看出这个表达在日语中也有和汉语相同的语感存在,即对方在听到提案后露出的烦恼、尴尬的表情(并因而委婉拒绝)。
例
1.銀行に出資してくれと頼むと、私のこれまでの経歴を見て難色を示した。
在向银行提交出资的申请后,银行看向我此前的经历表示非常为难。
2.お願いだから給料を上げてくれと頼んでみると、上司は難色を示した。
在我提出希望涨工资的要求后,上司面露难色。
3.予算増額のため奔走するも、どこも同じように難色を示した。
为了预算能够增加我奔走相求,但却处处碰壁。
总结
总而言之,日语中的「難色を示す」和汉语的“面露难色”语感、语义都是比较相近的。
主に書籍・新聞等の文章中において使用されている言葉となっています。口語としては基本的に使用されていないため、こちらも覚えておきましょう。「難色を示す」は申し出・提案に対して渋る様子を表す言葉です。場面は申し出・提案があった際と限定されているため、こちらの点にも注意していきましょう。
参考来源:同上
另外,这一表现在日常会话中较少使用,给人感觉比较书面(当然汉语也是啦)。
顛末書
意味
ビジネス文書の一つである、顛末書(てんまつしょ)。仕事上でのミスやトラブルなどの問題が生じた際、会社に報告する書類です。ビジネス文章の目的は、仕事上必要な事実や事柄などの情報を正確・的確・明瞭に伝達することであり、ほとんどが形式に則って作成します。
可以看出,所谓“颠末书”就是在工作上发生问题或犯错之后,对整件事情的来龙去脉进行整理,并提出相应的“再发防止对策”,用于向上级进行汇报用的一种日式文书。也是在华日企中同样在出现问题后要求写的“情况说明”。
《「顛」から「末」までの意》事の最初から最後までの事情。一部始終。「事件の顛末」
[類語]過程・経緯・いきさつ・一部始終・プロセス・始末・次第・子細・曲折参考:デジタル大辞泉
可见颠末书这一日式造词非常暴力,表示“来龙去脉”含义的“颠末”和表示文件、资料的“书”直接拼在一次,就变成了对来龙去脉进行汇报用的“颠末书”。
